- 都会に住んでいるけど、将来的に田舎に引っ越そうかな
- 田舎暮らしをしているのに全然貯金ができない
- 思っている以上に田舎暮らしはお金がかかる?
田舎暮らしをすればなんとなくお金がかからず住めるイメージがありますよね。
結論、都会暮らしも田舎暮らしも生活費はあまり変わりません。
田舎暮らしは都会暮らしにはないところで大きくお金がかかっていることがあります。
現在僕たちも田舎で同棲をしていますが、思っている以上に出費が重なります。
そこで今回は田舎暮らしでもお金がかかる理由と、貯金がしやすくなる行動を紹介していきます。
- 田舎暮らしと都会暮らしの賃金比較
- 田舎暮らしにお金がかかる理由
- 安く暮らすコツ
田舎暮らしと都会暮らしの賃金を比較
田舎暮らしと都会暮らしでどのくらいの賃金の差があるのか比較していきます。
地方と都会の収入と支出
都市 | 可処分所得 | 消費支出 |
---|---|---|
全国 | 50万914円 | 32万627円 |
大都市 | 51万7,357円 | 32万6,487円 |
中都市 | 50万8,665円 | 33万1,079円 |
小都市A | 49万1,210円 | 31万436円 |
小都市B・町村 | 46万8,577円 | 30万3,746円 |
https://news.yahoo.co.jp/articles/28a2583e250e55cb62287baa6ac216f52bf34ad5
給料については都市部が全体的に高い数字になります。
大都市と小都市B・町村までいくと可処分所得の差はありますが、消費支出はさほど変化がない結果となりました。
田舎暮らしでも都会ぐらしと同じぐらいお金を使うんだね
都会では企業数が多かったり、成長している企業が多いため給料が高い水準です。
田舎ではそもそも都会と比較すると企業数が少なかったり賃金が低く給料が上がらないなんてことがあります。
田舎暮らしにお金がかかる理由
次に実際の生活費を項目別に比較していきます。
どんな項目にお金がかかっているのかを確認していきましょう。
生活費の比較
項目 | 全国 | 大都市 | 小都市 |
---|---|---|---|
食費 | 8万502円 | 8万4482円 | 7万5355円 |
水道光熱費 | 2万4421円 | 2万3113円 | 2万6048円 |
交通・通信費 | 5万688円 | 4万3003円 | 5万4312円 |
教育費 | 1万8126円 | 2万1860円 | 1万1204円 |
教養娯楽費 | 2万9737円 | 3万2444円 | 2万4162円 |
https://news.yahoo.co.jp/articles/28a2583e250e55cb62287baa6ac216f52bf34ad5
小都市と大都市と比較すると食費や教育費、教養娯楽費は大きな支出を抑えられています。
それ以外の水道光熱費、交通・通信費についてはお金がかかる理由をもう少し深堀りしていきます。
- 光熱費がかかる
- 車が必要
- 収入が低い
光熱費がかかる
田舎に住むことで夏は暑くて冬は冷え込むのでエアコンの使用量が多くなり、結果的に電気の使用料が多くなります。
家庭によってはガス料金も思っている以上にかかっていることがあります。
工夫して節約していかないと光熱費が高くなるよ
実際僕たちも時短家電を使っていることから電気代がかかるので、電気会社を選ぶ際は気をつけました。
特に電気は2024年の6月から値上げをしたので、料金が割高な電気会社は比較検討をして固定費を下げていきましょう。
電気を見直していきたいと考えている方は、こちらの記事も参考にしてください。
実際に僕たちが使っているジャパン電力について料金体制について解説しています。
車が必要
田舎暮らしの場合の移動手段は車で移動するケースが多いです。
電車のアクセスがなく自力で移動せざるを得ません。
場所によっては1時間に数本しか電車が来ない駅もあります。
車がほとんど必要になるので大きな出費
- 車の保険
- 税金
- 定期点検や車検
- その他故障等
車は移動手段としか考えていない時は、なるべく中古車を購入して車にコストをかけすぎないように注意しましょう。
収入が低い上に物価が高い
都会に比べて田舎で就職すると給料が低いことが多いです。
最近では物価高の影響もあり物価についても田舎だから安いとは言い難いです。
給料が安い上に物価も高いから減るいっぽう
貯金ができている家計であれば問題ありませんが、貯金を切り崩して生活しているという状況であれば今後何らかの対策が必要になります。
田舎暮らしでもお金がかからないゆとりがもてる暮らし方
田舎暮らしが思っていた以上にお金がかかるので、対策方法を紹介します。
- お金がかかる原因を把握する
- 固定費の見直し
- 副業を始める
- お金のメリハリをつける
- ふるさと納税
お金がかかる原因を把握する
何にお金を使うのか、家計簿をつけて管理してみてはいかがでしょうか。
どんな項目にお金を使っているのか把握するだけで、今後対策ができるようになり貯金しやすい環境になります。
家計簿は続かないし、お金の管理が難しいよ
そんな時はマネーフォワードMEでお金を管理しよう!
マネーフォワードMEを活用すれば、ほとんど自動的にお金の管理ができます。
毎回お金を使うたびに記帳をする手間を大幅に減らすことができます。
めんどくさいお金の管理はマネーフォワードMEで管理していきましょう。
固定費の見直し
まずは家計の固定費から見直していきましょう。
家計の消費の中で大部分を占める項目を先に見直しておくことで、毎月貯金がしやすくなります。
見直すべき固定費
- 通信費
- 住む場所を考える
- 光熱費
- 保険料
- 不要なサブスク
一度見直せば自ずと無駄な出費が減らせるよ!
最初は面倒ですが、固定費を見直すことで年に数万円を節約することができます。
まず気軽に取り掛かりやすいのが、携帯を大手キャリアから格安SIMに変えてみましょう。
人によっては毎月5,000円ほど節約することができます。
不要なサブスクも、いくつか契約している人は使っていないサブスクの解約をしましょう。
副業を始める
小さく副業を始めることで貯金額を増やしたり、今よりもっとゆとりのある生活が送れる可能性が上がります。
副業はアルバイトではなく、自分で始められる事業に取り組みましょう。
事業というと大きいイメージがあるけど、会社以外で収入を作ることを目指そう!
実際僕も田舎で同棲をしていますが、給料が低い上に支出が多いので副業を始めています。
僕は場所を変えて副業に取り組むタイプで、ふらっとカフェに行って作業することが多いです。
田舎暮らしのため土日に待ち時間が発生するほど人混み状態ではありません。
場所にもよりますが田舎暮らしは都会に比べて副業を始めやすい環境です。
どんな副業をやればいいのかわからないという方は、こちらの記事を参考にしてください。
この記事では僕が実際に数ヶ月試した副業の実体験を記事にしています。
同棲中でもできる副業があるので、ぜひ試してみてください。
お金のメリハリをつける
常に貯金をするために我慢して生活するのはかえって良くありません。
使うときにしっかり使って家計管理は徹底するなどのメリハリをつけましょう。
我慢ばかりしていたら結局後でお金を使いすぎてしまって本末転倒!
我慢のしすぎも良くないので、自分が大切にしてるものやサービスにはお金を使うようにしましょう。
ふるさと納税
毎日使用する消耗品や使用するものをふるさと納税で買ってみましょう。
ふるさと納税は実質自分の負担が2,000円で納めた場所の返礼品をもらうことができます。
僕たちは2人でティッシュやフライパンを購入したよ
ふるさと納税をすることで、節税しながら返礼品をもらうことができるのでやらないとむしもったいないです。
ワンストップ特例制度など、用紙を提出するだけで納税できるので、積極的に取り組んでいきましょう。
まとめ:田舎暮らしでもお金はかかる
今回は田舎暮らしのお金の事情について解説しました。
結論、田舎だから特別安く暮らしやすいというわけではありませんが、都会と比べて便利なこともあります。
一概にどちらがいいというのは、結局のところ個人の価値観によって変わります。
田舎暮らしの特徴を抑えつつ、貯金ができるよう行動していくことで、豊かに暮らせるようになります。
もっと収入を増やしたい方は、まずは手軽に始められる副業から挑戦してみてください。
僕はお金がピンチな時は動画編集で案件を受けて、家計に少しでも足しになるようにしています。
動画編集についてどれくらいで稼げるのか気になる方はこちらの記事も参考にしてください。
物価高もあるので、収入が本業以外であるとゆとりを持って生活を送ることができます。
是非副業にも挑戦してみてください。
ではまた!
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